就職面接にのぞむまえに読んでおきたいオススメの本

ビジネス

こんにちは。かゆたです。

今日は大学生にオススメの本を紹介します!

ピーター・ドラッカーの本、『プロフェッショナルの条件 いかに成果をあげ、成長するか』です。

あのユニクロの社長、柳井正さんもピーター・ドラッカーの本を愛読しているんですよ!

これから社会に出てビジネスマンとして活躍するであろう大学生には必読の本!

今回はこの本の中から「大学生はよく学び、よくケンカせよ!」ということをお伝えしようと思います。

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成果をあげる人は、わざとケンカする?!

この本の中で成果をあげる人は、組織のメンバーの意見を一致させるのではなく、わざと不一致をつくりあげると書かれています。

なんででしょう(笑)

友だちと話をするときは、できる限り衝突は避けたいですよね。

波風を立てないように自分の気持ちに妥協することは悪いことではない気もしますが‥。

ちょっと待って!

ビジネスマンにとって、その姿勢は要注意!

その場を丸くおさめるために自分の意見を曲げてはいけないとドラッカーは言っています。

意見がなかなか合わないという状況を、四苦八苦しながら何とかまとめる。それこそが正しい決定だ」という内容のことを語っています。

成果をあげる者は、意図的に意見の不一致をつくりあげる。そうすることによって、もっともらしいが間違っている意見や、不完全な意見によってだまされることを防ぐ。選択を行い、決定を行えるようにする。決定の実施の段階で、その意思決定に欠陥があったり、間違ったりしていることが明らかになっても、途方に暮れることはない。さらに、自分だけでなく、同僚たちの想像力も引き出してくれる。

『プロフェッショナルの条件 いかに成果をあげ、成長するか』 p163より引用

ドラッカーによると、意見の不一致が必要な理由は3つあるようです。

自分なりにシンプルにまとめてみますね。

【理由①】組織のいいなりにならないようにする。

要は上司やおエラいさんにヘコヘコすんなってことですね(笑)

先輩の顔色を伺いながら自分の意見を曲げるのはNG。

そうやって“忖度”をすると、組織が腐っていくのは、いろんなニュースを見ていてもわかりますよね。

【理由②】意見の違いは選択肢になるから。

例えば、あなたは夏休みに海に行きたいとします。でも友達は山に行きたい。

こうやって意見が分かれてしまいます。「山なんてトンデモナイ!海だ!絶対に海だ!海以外に考えられない!」と、ほかの意見を排除したとしましょう。

ところが海が大荒れでとてもじゃないけど楽しむことができなくなってしまいました。

そんな時に「あ、そういえば、あいつは山に行きたいって言ってたな。今回は海がムリだから山に行こうか。あぁ、よかった。山に行きたいって言ってくれてありがとー!選択肢があってよかったー!」となります。

わかりやすいですね(笑)このように意見がたくさん出るということは、そのぶん、選択肢も広がるということを意味します

だから他人の意見を頭から否定しないほうがいいわけですね。

意見の不一致ってすばらしい!

【意見③】いろんな意見は想像力を刺激する!

自分が思ってもいなかった意見や、考えもしなかった見方はあなたの想像力を大きく広げてくれます。

「えぇ?!そんなバカなこと言うなよ!」と否定するのではなく「ふむふむ‥こんな考え方もあるのか‥自分では思いつかなかったな」と考えてみることが大切です。

自分と近い意見の人とばかり付き合っていると、考え方が固定されてしまいます。

想像力を刺激するためにも自分のチームにはあえて「あいつとは意見が合わないんだよな‥」という人を加えましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

大学生のあなたのまわりは、あなたの考え方に近い人たちばかりだと思います。

価値観のちかい友達。自分のことをよく知っている家族。何も言わなくても受け入れてくれる恋人。

ところがどっこい、社会に出ると、意見が合う人なんてほとんどいないのです(笑)

学歴もちがう、育ってきた環境もちがう、交友関係もちがう。

年代も違うし、価値観も違う人たちばっかりなのです。

意見が合わないのはストレスに感じてしまうし、できることなら話はスムーズに進めたいですよね。

でも大学生である今のうちから、できるだけ意見の不一致を大切にしていくと、社会に出たときに即戦力として活躍できるかもしれませんよ!

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